昨日から……

猛烈に腹が痛い。
ものを食うと吐きそうになる。気持ち悪いのに腹が減るってどういうことさ。
コレはアレですか、夏バテってやつですかね？熱中症？？？でも熱中症って腹減るか？

読了本
「再会」　横関大
版元からどうぞと贈られてきたので読んでみた。江戸川乱歩賞受賞作だって。
いろいろ気になる部分はあるけれど、読みやすい、と言うのは一つのセールスポイントだと思う。話がおもしろくても読みにくい本って読み手を選ぶ。そう言う意味では東●圭/吾なんかは内容が多少アレでも読みやすさでカバーしてるから人気があるのかな。
最後にもう一個くらいどんでん返しがあるかと思ったけれど、案外すっと話が終わってしまった感じなのと、犯行の動機を知ってなお、その原因を作った本人が明るく普通に過ごしているのがなんか疑問だったけどね。
探偵役というか刑事なんだけど、嫌いじゃないがいまいちパンチが弱いかな。
気になる部分はあれど、バーっと読めたし、デビュー作としてはいいのではないかなー。
あー、まだ版元に感想送ってないな。早くしないとなー。

「星新一　１００１話を作った人　上　」　最相葉月
コレは面白い！！！！！まだ上巻しか読み終わってないんだけど、兎に角面白い！
星新一は好きだけどあんまりエッセーみたいなのは読んでなくて、どこぞの財閥のお坊ちゃんだったと言うのは知っていたのだけれど、こんな波乱万丈な人生を歩んでいるとは……
兎に角、すごいカリスマ性だな。なんて魅力的な人なんだろう。
私の世代だと初めて星新一に触れたのが教科書と言う人は少なくないと思うのだけれど、私もそう。その後、図書館で借りたりして結構読んだけど、いくつかの話を除いて覚えていないものも結構ある。また改めて読んで見たいと思った。
SFは正直馴染みが薄いのだけれど、名前だけは知っている作家がバンバン出てくる。こういう、あるジャンルが発展していく途上の時代って面白いよね。
下巻を早く読み終えよう。
星新一が好きな人は、ぜひ読んでみると良い。
最相葉月はそう言えば若いころに絶対音感を読んだ。私は五嶋みどりのファンなので読んだのだけれど、アレも面白かったなァ。